中国の東北にある都市のひとつ”瀋陽”に遊びに来ました。瀋陽と聞いても日本人の方はどこかあまりピンと来ないと思います。実際わたしも中国に来て2ヶ月ほど経った頃に瀋陽の場所や有名な観光地などを知りました。
中国の都市にあまり詳しくない人に大体の位置を説明すると北朝鮮の北西側に瀋陽はあります。
中国に少し詳しい人なら大連とハルビンの間に位置しており、私は現在大連で住んでますので1泊して瀋陽に旅行に行ってきました。高鉄と呼ばれる新幹線で約2時間ほどで着くので、大連に住んでいる方は是非行ってみてください。
瀋陽故宮のチケットは50元
私は10月末の日曜日に行ってきました。チケットは当日購入でもすぐ購入できます。中国の春節などで無い限りよっぽど混まないと思います。
※パスポートが必要になります、お忘れず!
中国人用の列と外国人専用の列があるので気をつけてください。まあ列を間違えても買えると思いますが嫌な顔をされます。
瀋陽の1番の観光地は故宮
故宮(こきゅう)とは簡単に言うと皇帝が住んでた宮殿です。
故宮の大きさを見れば当時の皇帝がどれほど権力を持っていて偉大だったのかが分かります。故宮の1番大きな場所は北京にある故宮です。瀋陽の故宮は北京のと比べると広さは12分の1程度になります。
瀋陽の故宮でも歩き疲れました、掛かった時間は大体1時間半だと思います。撮影とか、じっくり見ないのであれば最短で40分で見終えることだってできると思います。単純に考えて北京はこれの12倍の時間が掛かるのかな?
瀋陽故宮は1625年に建てられ保存状態がよく残ってます。世界遺産にも登録されてます。
皇帝が座っていた椅子
当時皇帝が実際に座って椅子です。この椅子を撮影するため中国人がたくさん集まっているので瀋陽故宮1番の見所スポットになります。柵があるので中にはいれません外から撮影する形になります。
写真では金ピカでは無いですが、絵だと金ピカです。当時のままの状態の椅子を見てみたいですね。どれぐらい光ってたかは当時の人にしか分かりません。
皇帝が乗っていたであろうカゴ車?もあります。一度乗ってみたいものですね。
龍がいますね。色あざやかで美しいです。
大政殿
皇帝の重要な式典などが行われていた場所です。中を見てみると先ほどと同じように椅子があります。
中国は多民族国家で約60ほどの民族が住んでおりその多くは漢民族が占めます。中国の民族のなかのひとつ満州民族の特色が最も出ているのが大政殿だそうです。
瀋陽故宮の観光地を調べようとすると大体写真で1番に出てくるのが大政殿です。わたしも瀋陽に来る前から大政殿を何度も見てました。
瀋陽に観光に来た感想やまとめ
瀋陽駅もどこか東京駅と似てませんか?そうなんです日本人によって設計された駅舎なんです。歴史を勉強していくと中国と日本は多くの接点があります。瀋陽に来てもっと中国を知りたいと思えた旅になりました。
瀋陽故宮の北側にある中街路は活気がある繁華街です。ストリートの幅が広く日本では経験できません、中国に来たなと思わされます。
瀋陽は故宮だけでなく街散策も楽しいです。大連と比べ人々の熱気がありにぎやかな都市だなと言う印象を持ちました。可能ならば瀋陽に引っ越したいです(笑)